- L' a t e l i e r C h a t N o i r -



「百式」
絵と詩:そえだいっぺい

短いスカート 赤い靴
チープで派手好きな君の
むきだしの細い足首に見とれた

クールな目 無表情
振り向きもしない君と
ゴミだらけの部屋で向き合って

ちょっと離れて 幼い目で君を見ていた
まぶしくて うまく描けない君の輪郭

小さな君を手に入れた気がした秋の日
百年ずっと好きだと言うよ 君が壊れても

背中の羽根を伸ばして
誓い合ったのに 君と
大人ぶったら すぐにはがれた金メッキ

小さな君を手に乗せた気がする秋の日
百年ずっと好きだと言うよ 君が壊れても

君になりたくて なれないとわかった
まぶしくて うまく描けない君の輪郭




要約:百式のおもちゃを買いました。

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